秋の紅葉がだんだん深まり、冬に向かって空気も冷たくなり始めました。
この時期、だんだん観葉植物たちも冬眠の準備に入る頃ですが
今年はとても暖かい日が続いており、上着を羽織ったり、腕まくりをしたりと
暖冬の予感で、まだまだ多肉植物たちは屋外でお日様を浴びて、
風に吹かれて気持ちよさそうに過ごしています。
冬はいつから?と調べると12月22日金曜日から2024年3月20日水曜日まで。と目安が出てきます。
あ、だから園芸店は多肉の日を目安に屋内への移動をするのか。とも納得しました。
気象庁では『冬』と定義しているのは12月~2月と記載があります。
お家で観葉植物を育てているとお住まいの地域によっても、気温や環境も違って
それぞれの地域。お家の立地などにもよって植物を管理する工夫も様々。
園芸店でも、お水やりの頻度・与えるお水の量の同じ植物をなるべくまとめて置いたり
特にお水の量を少なくする植物・冬は断水する植物・冬が活動期の植物と
植物に合わせて置き場所・水の量・採光・風通しと全部を把握するまでは
先代から『水やり三年』とよく言われました。
今日は冬でもお部屋の中で管理するには安心な、比較的『寒さに強い観葉植物』をご紹介します。
アイビー
花言葉:『永遠の愛』『友情』『信頼』『結婚』『誠実』『不滅』
【育て方】
アイビーは日差しを好むので、窓辺に置いて育てます。
観葉植物は乾燥に弱いところがあるので、エアコンの風が直接当たる場所は避けるようにしてください。
水やりは、鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。その際、花器の底に水を溜めるのは少しにするよう気をつけてください。普段から土の状態に気を配ると安心です。
シェフレラ ホンコンカポック
花言葉:『とても真面目』『実直』
シェフレラのような丸い葉をつける植物は、風水上人の気持ちを落ち着かせる作用があるとされています。
また、上向きの葉っぱは、活発な『陽』の気を発しているので、玄関やキッチンに置くと家全体の気の流れが良くなり、幸運が舞い込みやすいとも。
ホテルや会社のエントランスによく置かれているのは、運気を高めるためかも。
【育て方】
日当たりの良い部屋で、直射日光が当たると葉やけするので気をつけましょう。
観葉植物は乾燥に弱いところがあるので、エアコンの風が直接当たる場所は避けるようにしてください。
鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。普段から土の状態に気を配ると安心です。
雲龍ツゲ スパイラルドラゴン
イヌツゲの変種で枝が雲龍型にクネクネと曲がりながら生長していく個性的な植物です。
樹形が魅力的で、何もせずとも枝がスパイラルを描くように曲がっていきます。
枝が不規則な形をつくり、自然に曲がっていく様は、まさに自然美。
ゆっくりと成長するので盆栽にように楽しむこともできます。
花言葉:『頑固』『堅忍』
【育て方】
耐寒性、耐陰性があり大変丈夫な植物です。
耐陰性がありますが、日光を好むため、基本的には日当たりの良い場所で管理してください。
◎採光◎
■屋外…屋外に地植えする場合は日なた~半日陰の場所に植えましょう。
寒さに強く、屋外でも特に防寒は必要ありません。耐寒温度マイナス5度です。
■屋内…屋内で育てる場合は日当りと風通しの良い場所がおすすめです。
屋内の場合は冷暖房の風が直接当たらない場所て管理してください。
◎水やり◎
■屋外:乾燥に強いので庭植えの場合、自然に降る雨だけで十分ですが、
夏場など乾燥が続く場合や、土がカラカラに乾いていたら水やりを行いましょう。
■屋内:
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えてあげてください。
鉢底から流れ出た水が受け皿に溜まっていたら必ず水を捨てましょう。
ユッカ
ユッカは葉っぱが尖って上向きに生えていることから、『陽の気』を帯びているとされ『金運』『仕事運』が高まると言われています。
濃緑色のすっと長く尖った葉をつけます。硬い印象がありますが、スタイリッシュな空間によく合います。
花言葉:『勇壮』『偉大』
葉っぱが尖って上向きに生えていることから、『陽の気』を帯びているとされています。 インテリアに取り入れるときは、気を呼び込む場所である窓辺や玄関、ベランダの近くに置くのがおすすめです。
【育て方】
日当たりを好む植物ですので、年間を通じて日当たりの良い室内でも楽しむことができます。
5月から10月はレースカーテンのカーテン越しで日光が当たるように、11月から4月は窓ガラス越しの日光が当たるようにします。
真夏の直射日光は葉焼けするので、明るい日陰に置くようにしましょう。寒さには強い方ですが、冬は室内で3℃以上で保てる場所に置きましょう。
水やりは「土が乾いたらたっぷりと与える」です。
冬は土が乾いて2~3日後に与えるようにしましょう。
冬の水の与えすぎは根腐れの原因になりますので、霧吹きで育てるとよいです。
オリーブ
『平和の象徴』としても知られ、観葉植物としてとても人気のオリーブの魅力はなんといっても樹形と葉の形です。
葉の表が緑でねじれもあるのが特徴で、銀色ががった緑色の葉っぱの美しさと、時期を問わず年中緑の葉っぱをつけるのでインテリアとしても根強い人気者です!
開張型で成長が早く、垂れた枝にたわわな実を付けます。
1本でも結実しやすい品種です。生育も旺盛で、存在感のあるダイナミックな樹形でシンボルツリーとして利用できます。
乾燥に強く水やりの手間が少ないので、育てやすいです。
花言葉:『平和・知恵』科名:モクセイ科
【育て方】
日当たりのよい、温かい場所に置く。
日光に当たらないと、ひょろひょろとした細く弱い木に育つので、日が入りやすい窓の近くに置きましょう。
冬は窓から冷たい空気が伝わり木を弱らせる恐れがありますので、気温が下がってくる10月以降は、普段よりもお部屋の内側へ移動してあげると安心です。
最後におまけで エアプランツの中から1品。
ウスネオイデス スパニッシュモス
雪など降らない最低気温が5度以上の地域では屋外でも越冬できます。
土に植えなくても育つエアプランツの仲間です。
葉っぱの表面から空気中の水分を吸収して生長する、不思議な生態をしています。 もしゃっと感がたまらなくかわいく、お部屋で癒してくれること間違いなし。
細い葉っぱを茂らせる姿がユニークで、天井から吊るしたり、木や板に張り付けたりいろいろな楽しみ方ができます。
花言葉:『不屈』土のない環境でも、空気中から水分を吸収し美しい花をつけることから『不屈』という花言葉がつけられました。
【育て方】
適度に湿度があり、風遠しの良い場所を好みます。
強い光に当たると、葉っぱが焼けてしまうので、西日など直射日光が当たる場所は避けましょう。
エアコンなど乾燥した風が直接当たらないように気をつけましょう。
◎水やり◎
昼間は水分の蒸発をを防ぐ為に気孔を閉じています。夜になると気孔が開き、空気中の水分を吸収します。
1日に1回以上、夕方から夜間に霧吹きで株全体をたっぷりと濡らし、きちんと乾かしましょう。
エアープランツを丸ごと水に浸す場合は、植物は呼吸をしているため1分ソーキングをおすすめしております。水からあげたら風通しの良い場所で乾かします。葉の間に水が溜まったままにならないように注意しましょう。
冬はお水の量も少なくなり、実は植物を育てるのに最低気温さえ気を付けていたら、夏よりも育てるのが簡単な時期でもあります。
寒さに強い観葉植物から冬の手間がかからない時期に育ててみるのも良いですね。
SDGsの取り組みの一環としても、お部屋の中に、お庭に植物が増えることを
応援してます。何かご相談などありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
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