たとえ枝が折れたとしても、また新芽を次々に出す事から
商売人たちが商売繁盛を願い好んで置くようになったことから
『商売繁盛の木』と呼ばれるようになりました。
茎が節ごとにジグザグと伸びる姿はまるで昇っていく竜の姿のよう!
光や温度によって葉が紅く染まるのも魅力的です。
基本情報
花言葉:『千客万来』『喜び』
別 名:ダイギンリュウ(大銀龍)、ジグザグプランツ
英 名:devils backbone
学 名:Pedilanthus tithymaloides
科 目:トウダイグサ科
属 名:ユーフォルビア属
原産地:熱帯アメリカ
[植え替え時期]
■5月~6月頃
2~3年に1回、1回り大きい鉢に植え替えを行います。
根ずまりや茎が長く成長した時は植え替えした方がよいです。
茎から出る乳白色の液体は有毒で、皮膚に触れると炎症、誤食すると下痢などを引き起こすので剪定には注意が必要です。
[肥料の種類と時期]
■4月~10月頃
新芽が出てきたら固形緩効性肥料を2か月に1度置き肥を施してください。
7月~8月の気温が高すぎる時期は根が休む場合があります。
根が動かない時期に肥料を与えすぎると、肥料焼けを起こします。
難易度:★★
[難易度の目安]
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
風水
『置き場所』
■南向きの明るい場所…竜のように上へと登っていく姿から運気アップ、商売繁盛の縁起物とされています。
採光
日当たりを好むので、年間を通じて風通しと日当たりの良い場所で育てます。
日によく当てることによって葉の色も鮮やかでキレイになり、茎の節と節がつまったがっしりとした株になりジグザクの茎が姿良くなります。
室内で育てる場合は、南側の窓辺などよく日が当たる場所で管理してください。
真夏は強い日差しで葉が焼ける事があるので、西日を避けた半日蔭に置くとよいです。
日照不足で茎と茎の間があき、徒長ぎみになるので気をつけます。
秋になって気温が下がってくると紅葉して葉が赤くなります。
秋の最低気温が15度以下になったら室内に入れ、冬は最低温度5度以上で管理します。
室内で管理する場合は、暖房やエアコンの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。
冬場休眠期に入り落葉する場合があります。
水やり
■春~秋:鉢の土が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。
春~秋は葉の全体がしっかり濡れるまで葉水を行ってください。害虫予防にもなります。
茎が多肉質で乾燥に強いように見えますが、あまり乾燥させると冬でなくても葉を落とすことがあります。
夏場は水切れに注意し、春~秋にかけての生育期には、鉢土が乾いたらたっぷりと水やりを行います。
最低気温が20度以下になったら、水やりの回数を控えます。
■ 冬 :土が乾いて3~4日後に水を与え、乾燥気味で管理します。
水の与えすぎは根腐れの原因になります。
乾燥する冬も葉水は必要ですが、水滴が滴るほど与えてはいけません。
全体にふんわり水滴が乗る程度にします。
■通 年:受皿に溜まった水は根腐れの原因となるので必ず捨てて下さい。
まとめ
・明るい風通しの良い場所で管理
・土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える
・植替時期:5月~6月頃
夏場は青々とした葉を茂らせる銀竜ですが、気温が下がると葉をピンク色に染め、年間通して変わりゆく姿を楽しめます。
室内で紅葉が楽しめるなんて素敵ですね。