『ガジュマル』の育て方のコツ

『ガジュマル』の育て方のコツ

 

こんにちは。

本日は『ガジュマル』の育て方のコツについてご紹介いたします。

私の住む町は山口県山口市。

県名のごとく周りが山にぐるっと囲まれています。

なので夏の湿度も日本の中で6番目に高いと言われています。

そんな気候でガジュマルを育てている中で、色々と観察して気づいたことをご紹

介していきたいと思います。

育て方って私が思う事は【石の上にも三年】という言葉もあるように

その植物によって微妙なさじ加減と言いますか。。

3年付き合ってみて初めてだいぶんその植物が喜ぶこと、嫌いなことがわかって

くるように思います。

先代からも良く言われていました。

水やりも最低3年は理解するのにはかかるから。と。

でもきっとこのブログを読んで頂いている方は、ガジュマルを育てていくのに

多少なりとも不安で、少しでも早くコツをつかみたい!という方だと思うので

ポイントをまとめてお伝えできたらと思います!

まず、お家にあるガジュマルの幹をよぉ~く見てみてください。

以下2つに分かれると思います。

(1)枝が接ぎ木という手法で幹に差し込んである。

(豆知識)接ぎ木とは、2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して1つの個体とすることです。この時上部にする植物体を穂木、下部にする植物体を台木と言います。

(2)枝から直接幹と葉が生まれている。

 

●水やりについて

まず、お水やりのポイントは接ぎ木かどうかで違ってきます。

(1)接ぎ木の場合

土の上に水を与えても、接ぎ木の所から葉の先までにお水が行き渡らないと枯れてしまう恐れがあります。接ぎ木の場合は土の上にお水を与えるほかに、週1~2回程度(エアコンで乾燥するお部屋だと週2~3回くらい)切込みの入っている接ぎ木の部分に直接と、葉にもスプレーなどで葉水を与えてください。

そうすることで、接ぎ木の先までお水が行き渡り新芽がたくさん生まれます。

(2)枝から直接幹と葉が生まれている場合

普通の観葉植物と同様のお水やりで大丈夫です。

土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりのお水を土に与え、鉢皿のお水は溜めたままにせず流してください。葉水も週1~3回くらいスプレーで与えることで病害虫の予防になります。

●採光について

ガジュマルは明るい窓辺を好みます。

夏場はレースのカーテン越しだと、葉やけを起こさず安心です。

日光不足だと徒長してひょろひょろに茎が伸びて、葉も厚みがなく薄い葉になっ

てしまいます。

その場合は思い切って屋外に出すのも1つです。

屋外の屋根下や、午前中日が当たる場所など置き場所を色々試してみるのもポイ

ントです。

建物の立地条件や、住んでる県ごとに気候も違うので、ピタッとはまる場所を見

つけられたら、とても元気に育ってくれます。

お客様に教えられた言葉があります。

1鉢目枯れてしまって、残念なのでもう一度チャレンジして育ててみると2鉢目を

ご購入いただき、私もとても心配しておりました。お客様ご自身でお部屋の中の

置き場所をぐるぐると置いては変えて、そしたらここが葉が沢山生まれて元気に

なってる!とベストポジションを見つけられたらもう葉が次々に生まれて、

『これだから植物は面白いよね♪』と。

私もそういう気持ちで伝えられる人になりたいなってその言葉を聞いて励まされ

ました。

 

風通しの良い場所も大好きなので、気候の良い時期は屋外で育てるのは個人的に

私はオススメです!雨によって幹全体にしっかりお水が行き渡り、お日様の光を

上から浴びて新芽が沢山生まれて、葉も幹もがっちり強く育ちます。

 

 

  

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