パンダガジュマル(Ficus microcarpa ‘Panda’)は、近綺麗な濃い緑色をした肉厚で光沢のある可愛らしい丸い葉が人気の観葉植物です。
ガジュマルの生産過程で突然変異してできた品種で、一般的なガジュマルに比べて生長が遅く、横に広がるように伸びるのが特徴です。
観葉植物「パンダガジュマル(Ficus microcarpa ‘Panda’)」の育て方について、初心者にもわかりやすいようにポイントをまとめました。
パンダの耳のような丸さから「パンダガジュマル」と名付けられました。
ガジュマルの品種のなかでも希少で人気があります。
大型のパンダガジュマルはガジュマルを台木として接ぎ木している商品が多く、小型サイズは種から育てたり挿し木で増やしたりしている商品もあります。
基本情報
花言葉:『永遠の幸せ』『健康』『すこやか』
別 名:多幸の木 、タイワンガジュマル、パンダガジュマル
英 名:Chinese Banyan、Malayan Banyan
学 名:Ficus microcarpa ‘Panda’
科 目:クワ科
属 名:イチジク属
原産地:熱帯アメリカ、熱帯アジア、沖縄
※作成時の情報に基づき掲載しております。作成年によって、科名や属名の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解くださいませ。
[植え替え時期]
■5月~6月頃
2年~3年に1回を目安に、ひとまわり大きな鉢へ植え替えます。
鉢底から根が出てきたり、根詰まりで水がしみ込まなくなったりしたら年数を待たず植え替えをします。
樹液にはラテックスと呼ばれる成分が含まれており、ゴムアレルギーをお持ちの方や、皮膚が弱い方が触れると肌が被れることがあるので注意が必要です。
[肥料の種類と時期]
■4月~9月頃
固形緩効性肥料を2か月に1度置き肥を施すか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてもよいです。
肥料の与えすぎは、根の傷みや徒長の原因になります。
冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
難易度:★★
<難易度の目安>
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
風水 ガジュマルの樹には「キジムナー」という赤い髪の子供の精霊が棲んでいて、仲よくすれば家が栄えるとも言われています。
「多幸の木」「幸せを呼ぶ木」と呼ばれ、良い運気を引き寄せたり、金運アップにつながるなどの風水効果も期待できます。
日頃から癒しを求めている人にはぴったりの観葉植物になってくれます♪
風水
ガジュマルの樹には「キジムナー」という赤い髪の子供の精霊が棲んでいて、仲よくすれば家が栄えるとも言われています。
「多幸の木」「幸せを呼ぶ木」と呼ばれ、良い運気を引き寄せたり、金運アップにつながるなどの風水効果も期待できます。
日頃から癒しを求めている人にはぴったりの観葉植物になってくれます♪
『置き場所』
■玄関…全体運アップ!良い気も引き寄せますが同時に悪い気も引き寄せます。とがった葉を持つ植物を置いて悪い気を払う方法もありますが、ガジュマルには悪い気を鎮めて中和し、良い気が入りやすい状態を作り出す効果があります。
■リビング…家庭運アップ!集まる家族の気持ちをリラックスさせ、穏やかな空間を生み出します。家庭内の調和がとれるでしょう。
■キッチン…金運・健康運アップ!キッチンは金運と健康運をつかさどる場所なのですが、風水的に気のバランスを取るのが難しく、気が乱れやすい場所です。キッチンにゴムの木を置いておくと、気のバランスが整えられ明るい循環を生み出せるでしょう。
■寝室…健康運アップ!丸い葉をつけるガジュマルは、心を静め、気持ちを穏やかにしてくれる効果があり、しっかりと休息をとることができるでしょう。
■トイレ…金運・健康運アップ!風水的に水回りは悪い気が溜まりやすく、気が乱れやすい場所です。トイレにガジュマルを置けば、悪い気を払い良い気が入りやすい環境になるので、金運や健康運アップが期待できますよ。
■西… 西の方角は「金」の気を持ち、金運に影響を与える方角です。ガジュマルは金運を高めると言われているので、西の方角に置くと更に効果が高まります。
採光
年間を通して風通しと日当たりの良い場所で管理します。
ただし夏の直射日光や西日など強光に当たると葉焼けしやすいため、注意が必要です。
室内で夏の直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光にしてあげます。
冬場以外は戸外で育てられますが、室内から屋外に出す場合は、半日陰から日向へと少しずつ慣らします。
急に強い光に当てると葉焼けを起こすので、少しずつ時間を延ばすなど徐々に慣らしながら屋外に出します。
夏の直射日光や西日に当てると葉焼けすることがあるので、日差しの強い時は半日陰や寒冷紗などで弱めの遮光をした風通しのよい場所に置きます。
日光が不足すると葉が長く伸びてしまったり、軟弱に育ち葉色も悪くなるため葉が落ちることがありますので注意が必要です。
気温の下がる秋には室内へ移動する必要があります。
冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離した明るい場所に置きます。
パンダガジュマルは寒さに弱い植物です。
0℃までの寒さなら耐えることができますが、、5℃以下の環境下では葉色が抜けたり、葉が枯れ落ちてしまう場合があるのでなるべく暖かい場所で管理します。
冬でも最低10℃以上を保って育てると安心です。
室内で管理する場合は、暖房やエアコンの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動します。
パンダガジュマルは通常のガジュマルに比べ成長が遅く、幹が太りにくい性質があります。
接ぎ木している苗は通常のガジュマルと同様に育ちますが、実生苗や挿し木苗は生育が遅い点に気を付けます。
水やり
■春~秋:生育期にあたる春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
パンダガジュマルは普通のガジュマルよりも生育速度が遅く、根が細いため水の吸い上げ量が少ないです。
ただし、大型になるほど水を吸うスピードが早く、水を好みます。
乾燥しすぎると葉落ちの原因になるので、特に真夏はこまめに土が乾きすぎていないか気にかけます。
夏は日中の高温で、鉢の中の温度も上昇して煮えたようになってしまいます。
根にダメージをあたえないように、夕方の涼しい時間帯に水を与えるようにするとよいです。
夏は葉水もこまめに与えるようにします。
気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えます。
■ 冬 :生育が緩慢な冬は乾燥気味に育てます。
土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをするようにします。
土が湿った状態が長く続くと根腐れの原因になります。
できるだけ日中の暖かい時間帯に常温の水を与えます。
この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。
■通 年:接ぎ木の植物は、土の上だけではなく接ぎ木の部分や葉にも直接お水を与えることで、効率よく葉先までお水を行き渡らせることができ、沢山の葉を育てる事ができます。
鉢皿に溜まった水は根腐れの原因になるので必ず捨てます。
葉水をすることで、湿度を与えるだけでなくホコリを落としや害虫防止効果にもなります。
まとめ
・良い運気を引き寄せる風水効果が期待できる
・年間を通して風通しが良く、日当たりの良い場所で育てる
・水やりは春~秋は土の表面が乾いたら水をたっぷり与え、冬は表面の土が乾燥して2~3日経過してから控えめに水を与える
・接ぎ木の場合は、土の上だけではなく接ぎ木をしている場所にもお水を与える
ガジュマルは古くから「精霊が宿る木」と言われる神聖な木です。
「多幸の木」「長寿の木」とも呼ばれ、様々なシーンで縁起の良い植物としてギフトとしても大変人気です。
存在感がある希少なパンダガジュマルをお家のでシンボルツリーとして飾ってみませんか?
そんな『パンダガジュマル(Ficus microcarpa ‘Panda’)』を観に是非お立ち寄りくださいませ。