観葉植物の定番種の中でも、ひときわ洗練された雰囲気を持つ「ドラセナ・チャヤ」
ツヤのある緑の葉に白い斑が入った上品な見た目は、ナチュラルな中に高級感も漂い、スタイリッシュなインテリアに自然に調和します。
ドラセナ属の中でも比較的コンパクトなため扱いやすく、園芸初心者にも育てやすいのが魅力です。
この記事では、チャヤを健康的に美しく育てるためのポイントを詳しく解説していきます。
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基本情報
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花言葉:『幸福』『隠しきれない幸せ』『開運』『長寿』
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英名:Dracaena Chaya
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学名:Dracaena deremensis 'Chaya'
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科目:リュウゼツラン科
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属名:ドラセナ属
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原産地:熱帯アフリカ
※この記事は作成時点の情報をもとにしています。分類体系が変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
植え替え時期
■適期は5月〜9月頃
根詰まりを防ぐため、2〜3年に一度を目安に植え替えを行います。
肥料の種類と時期
■4月から10月にかけて施肥を行います。
生育期には緩効性肥料を2ヶ月に1回、または液体肥料を10日に1回程度の頻度で与えます。
冬季は肥料を控えるのがポイントです。
難易度
★★(初級者向け)
【目安】
★1〜2…初級
★3……中級
★4〜5…上級
風水効果
葉先が尖り上を向く特徴を持つため、風水では「陽の気」を発しているとされます。
邪気を払い、幸福や金運を呼び込む力があるといわれています。
また、ハワイでは家の入り口にドラセナを置くと幸福が訪れると信じられています。
置き場所のおすすめ
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寝室:悪い気を和らげ、リラックス効果により快適な眠りをサポート。
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キッチン:気の流れを活性化し、空間を明るくします。
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玄関・窓辺:運気を取り込む重要な場所であるため、特におすすめです。

採光
ドラセナ・チャヤは一年を通して明るい場所と風通しの良さを好みます。
室内ではレースカーテン越しの柔らかな光を取り込む場所に置くとよいでしょう。
直射日光に当たると葉焼けを起こすため注意が必要です。
高温には比較的強いですが寒さには弱いため、冬場は室温10℃以上を保つ環境で管理します。
乾燥に弱い傾向もあるので、エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
水やり
■春〜秋
この時期は成長が活発なため、土が乾いたら鉢底から水がしっかり流れるまでたっぷり与えます。
受け皿に溜まった水は、放置すると根腐れの原因となるのでその都度捨ててください。
■冬
寒くなると生育が鈍るため、水やりの回数を減らします。
土の表面が乾いてから2〜3日経過してから水を与えるペースが理想的です。
乾燥気味に管理しつつ、葉には定期的に霧吹きで葉水をして湿度を保つとよいでしょう。
■通年
乾燥を防ぐほか、ハダニやアブラムシといった害虫の予防のためにも、霧吹きで葉水をこまめに行うと効果的です。
まとめ
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明るい室内で直射日光は避ける
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春から秋は土が乾いたらたっぷり水を与える
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冬は室内を暖かく保ち、水やりは控えめに
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肥料は生育期に緩効性肥料を2ヶ月に1回
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植え替えは5月〜9月、2〜3年ごとが理想
ドラセナ・チャヤは、美しい葉姿とお手入れのしやすさが魅力の観葉植物です。
暮らしに彩りと癒しをもたらしてくれる存在として、ぜひ日常に取り入れてみてください。