魅惑の白いトゲ、個性派多肉「ユーフォルビア マハラジャ」の春支度
ゴツゴツした幹に真っ白なトゲをまとい、まるで彫刻のような存在感を放つ「ユーフォルビア マハラジャ」
個性派インテリアグリーンとして注目を集めている多肉植物ですが、春先の管理がその美しさを保つうえでとても重要です。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、春に気をつけたい管理のコツを詳しく解説します。
基本情報
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学名:Euphorbia lactea
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科名:トウダイグサ科
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原産地:インド
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耐寒温度:5℃以上(寒さに弱いため、冬は室内管理が基本)
1. 日当たりと置き場所
ユーフォルビア マハラジャは日光を好む植物です。ただし、春先は日差しが強すぎることもあるため、次の点に注意します。
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直射日光を避け、レースカーテン越しの日差しがベスト
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屋外に出す場合は、半日陰から徐々に慣らす
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室内で育てる場合も窓辺の明るい場所を確保
急に強い光に当てると、葉焼けを起こす原因になるので注意が必要です。
2. 水やりのコツ
春になると植物は活動を再開しますが、ユーフォルビア マハラジャは多肉質で乾燥を好む性質があります。
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土がしっかり乾いてから、たっぷり水を与えるのが基本
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気温が安定してから(20℃前後)、徐々に水やりの頻度を上げる
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鉢皿に水が溜まらないようにする
根腐れのリスクを避けるため、湿りすぎには注意します。
3. 温度管理
春は日中と夜間の寒暖差が大きい季節です。植物にとってストレスになりやすいため、次のような工夫が必要です。
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夜間の冷え込み(10℃以下)が続く時期は室内で管理
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気温が安定してきたら、徐々に屋外へ移動
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突風や急な雨が当たらない場所に置くと安心
急な環境の変化は株にダメージを与えるため、段階的な移行が大切です。
4. 肥料の与え方
ユーフォルビア マハラジャは肥料を多く必要としませんが、生育期には適度な栄養補給が効果的です。
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春(4~5月)に緩効性の化成肥料を少量施す
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または液体肥料を2~3週に1回のペースで薄めて与える
与えすぎると徒長や根痛みの原因になるため、控えめに与えるのがコツです。
5. 害虫と病気の予防
春は気温の上昇とともに害虫が活発になる季節です。早めの予防が健康な株を守ります。
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カイガラムシやハダニに注意(白いトゲの隙間に発生しやすい)
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風通しのよい場所に置き、定期的に観察する
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発見した場合は綿棒や薬剤で早めに駆除
また、水の与えすぎによる根腐れやカビにも注意が必要です。
6. その他の注意点
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トゲに樹液(白い液体)が含まれており、肌に触れるとかぶれることがあるため、手袋着用がおすすめ
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ペットや小さなお子様のいるご家庭では注意が必要
春の管理ポイントまとめ
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日差しに徐々に慣らして葉焼けを防ぐ
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土が乾いてからの水やりを徹底する
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夜間の寒さに注意し、気温が安定するまで室内管理
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春の初めに緩効性肥料を控えめに施す
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害虫チェックをこまめに行い早期対応
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樹液には触れないよう注意する
個性的な姿を楽しみながら、ゆったりと春の成長を見守る
ユーフォルビア マハラジャは、管理のポイントさえ押さえれば初心者でも育てやすく、成長の過程を楽しめる魅力的な植物です。
春は新しいスタートの季節。植物と一緒に暮らす喜びを、ぜひこのユニークなグリーンとともに感じてみてはいかがでしょうか。
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