「フィットニア」という名前を聞いたことがありますか?
別名“アミメグサ”とも呼ばれるこの植物は、葉脈が際立つ独特な模様が特徴で、室内に彩りを加える観葉植物として人気を集めています。
ピンクや白の網目模様が美しく、コンパクトなサイズ感も相まって、デスクや窓辺にちょこんと飾るだけでお部屋が一気に華やかに。
今回は、そんなフィットニアを元気に育てるための基本的な育て方や、枯らさないための注意点を詳しく解説します。
初めて観葉植物を育てる方にもわかりやすく、実践しやすい内容になっていますので、ぜひご覧ください。
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基本情報
花言葉:『羨望』『デリケートな心』
英 名:Nerve Plant(ナーブプラント)
学 名:Fittonia albivenis
科 目:キツネノマゴ科(Acanthaceae)
属 名:アミメグサ属
原産地:南アメリカ(主にペルー)
[植え替え時期]
■4月~6月頃
根詰まりや蒸れを防ぐため、1~2年ごとの植え替えが理想的。
[肥料の種類と時期]
■5月~10月頃
春~秋の生育期に、緩効性の置肥を1ヶ月に1回程度。または液体肥料を2週間に1回程度。冬は肥料を控える。
難易度:★★
[難易度の目安]
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
風水
フィットニアは「心のバランスを整える」とされる植物。
葉の模様が気の流れを整え、精神の安定をもたらすとも言われています。
『置き場所』
■書斎や寝室…落ち着いた空間に置くと、集中力やリラックス効果が高まるとされ、風水的にも良いエネルギーをもたらす存在です。
採光
直射日光が苦手で、明るい日陰や半日陰を好む植物です。
カーテン越しの柔らかい光のもとで元気に育つ。日光が強すぎると葉焼けを起こしやすいため注意が必要。
耐寒性は低く、10℃を下回ると傷むため、冬は室内の暖かい場所で管理を。
エアコンの風が直接当たらない場所を選び、乾燥を避けるのがポイントです。
水やり
■春~秋:土の表面が乾きかけたタイミングでたっぷりと。湿度を好むため乾燥には注意。
■ 冬 :気温が低くなると生長が緩やかになるため、土が乾いてから数日おいて控えめに与える。
■通 年:乾燥に弱いため、特にエアコンの使用時や冬場は加湿を心がけるようにします。葉に霧吹きで水を与える葉水は効果的です。空中湿度を保ち、ハダニや乾燥によるトラブルを防ぐため、毎日~数日に一度が理想です。
まとめ
フィットニア育成の5つのポイント
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直射日光を避け、明るい日陰〜半日陰で管理
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水切れ・乾燥に注意し、適度な湿度を保つ
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気温が10℃を下回る季節は、室内の暖かい場所で育てる
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1〜2年に1度は植え替えを行い、根詰まりと蒸れを防ぐ
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生育期の春〜秋に、月1回の置き肥か2週に1回の液肥で栄養補給
上記のポイントを意識することで、フィットニアは鮮やかな葉色と独特の美しさを長く保ってくれます。
繊細ながらも応えてくれる魅力的な植物ですので、日々の小さな気づかいを楽しみながら育ててみてください。
きっと空間に癒しと彩りをもたらしてくれる存在になります。