春の始まりに差がつく!オリーブの春管理で育ちが変わる
観葉植物としても人気の高いオリーブは、その美しい銀葉と育てやすさから室内外を問わず親しまれています。
特に春は新芽が芽吹き、生長が活発になる重要な季節。
このタイミングで正しい管理を行うことで、1年を通して美しく元気な姿を保つことができます。
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基本情報
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学名:Olea europaea
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科名:モクセイ科
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原産地:地中海沿岸地域
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耐寒温度:およそ−5℃まで(品種による)
1. 日当たりと置き場所
オリーブは日光を好む植物です。春になったら以下の点に気をつけて管理を行います。
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冬の間、屋内で管理していた場合は、いきなり直射日光に当てない
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数日かけて徐々に日光に慣らすと葉焼けを防げる
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屋外管理が可能な地域では、風通しがよく日当たりの良い場所が最適
2. 水やりのコツ
春は気温とともに蒸散量も増えるため、水やりも冬とは変える必要があります。
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土の表面がしっかり乾いてからたっぷり与える
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特に鉢植えの場合は鉢底から水が流れるまでしっかりと
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受け皿にたまった水は根腐れの原因になるため必ず捨てる
3. 温度管理
オリーブは比較的寒さに強く、屋外管理が可能な植物です。特に関東以西の平地など、寒さが緩んできた地域では、屋外で日光にしっかり当てることで元気に育ちます。
ただし、以下のようなケースでは注意が必要です。
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寒の戻りで霜が降りる地域では、葉や枝が傷むことがあります
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その場合は、霜よけや簡易的な温室、夜間のカバーなどで保護しておくと安心
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いきなり外に出すのではなく、日中だけ屋外に出し、夜は屋内に戻すなどして徐々に環境に慣らすのも効果的
春は寒暖差があるため、地域の気候や日々の天気をチェックしながら管理することがポイントです。
4. 肥料の与え方
春は施肥のベストタイミング。冬の間に消耗した養分を補給する時期です。
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暖かくなり始めたら緩効性の置き肥を株元に施す
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月1回を目安に液体肥料を与えるのも効果的
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肥料やけを防ぐため、水やり後に肥料を与えるようにします
5. 害虫と病気の予防
春は害虫の活動が始まる季節でもあります。
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特にカイガラムシ・アブラムシに注意
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早めに発見・対処することで被害を最小限に
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葉の裏や茎の分かれ目などをこまめにチェック
6. その他の注意点
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剪定は春に行うと樹形を整えやすく、風通しの良い株に仕立てられる
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植え替えの適期も春(気温が安定してから)なので、数年ごとに根詰まりを確認
春の管理ポイントまとめ
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徐々に日光に慣らしてから屋外に出す
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水やりは表土が乾いてからたっぷり
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気温が10℃以上で安定するまでは寒さ対策を忘れずに
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春の施肥で生育を後押しする
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害虫の発生に注意し、早期発見・対処を心がける
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剪定や植え替えは春がベストタイミング
自分だけのオリーブを育てる喜びを
春はオリーブにとっても「目覚め」の季節です。
少し手をかけてあげるだけで、葉の色つやや枝ぶりがぐっと良くなります。オリーブとともに新しい季節を楽しんでみませんか?
ガーデニング初心者でも育てやすいオリーブは、きっとあなたの暮らしに彩りを添えてくれます。
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