春のエピプレムナム・ピナツムはぐんぐん育つ
だからこそ大切な「季節のケア」
独特な葉の切れ込みが印象的なエピプレムナム・ピナツム。
春はこの植物がぐっと成長する季節です。
ちょっとした管理の違いが、美しい葉姿や健康な株をつくるポイントになります。
この記事では、春に特に気をつけたい管理方法について、やさしく詳しく解説していきます。
基本情報
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学名:Epipremnum pinnatum
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科名:サトイモ科
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原産地:東南アジア、オーストラリア、太平洋諸島
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耐寒温度:10℃程度(冬は室内で管理)
1. 日当たりと置き場所
春は日差しが心地よく、ピナツムの成長にとっても追い風です。とはいえ、直射日光には注意が必要です。
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明るい間接光が当たる場所が理想
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直射日光が強くなる日中はレースカーテン越しなどでやさしい光を確保
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暖かくなってきたら風通しの良い場所への移動もおすすめ
2. 水やりのコツ
気温が上がるにつれて水分の吸収も活発になります。ただし、根腐れを防ぐための注意も必要です。
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土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えます
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気温が安定しない春先は、午前中の水やりが基本
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ハイドロカルチャーの場合は、水位が常にゼオライトの中間より下になるよう調整
3. 温度管理
春とはいえ、寒暖差が大きい日もあるので油断は禁物です。
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室温が10℃以上を安定して保てるように管理
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急に外に出すのではなく、日中の暖かい時間帯から少しずつ慣らす
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朝晩の冷え込みが続く間は、夜間は室内管理が安心
4. 肥料の与え方
成長が始まる春は、肥料を与えるベストタイミングです。
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4月中旬〜5月にかけて緩効性肥料を土の上に置く
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2週間に1回ほどの液体肥料でもOK(規定よりやや薄めがおすすめ)
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肥料焼けを防ぐため、水やり後の土が湿った状態で施肥する
5. 害虫と病気の予防
春は虫たちの活動も始まる季節。早めの対策が元気な株を守ります。
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葉の裏をときどきチェックし、ハダニやカイガラムシの発生に注意
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見つけ次第、霧吹きでの洗浄や殺虫スプレーで対応
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風通しの悪い場所では、うどんこ病などカビ系の病気が発生しやすくなるため、置き場所の見直しも大切です
6. その他の注意点
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つるが伸びすぎたら剪定や支柱立てで形を整える
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切った茎は水挿しで簡単に増やすことが可能
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鉢の中が根でいっぱいなら、植え替えにも適したタイミング
春の管理ポイントまとめ
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明るい場所に置き、直射日光は避ける
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土の表面が乾いたら午前中にたっぷり水やり
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気温差に注意し、夜は室内に取り込む
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緩効性または液体肥料を与えて生育をサポート
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葉の裏を定期チェックして害虫を早期発見
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剪定と挿し木で春の株づくりを楽しむ
春のエピプレムナム・ピナツムは、新芽がどんどん展開し、見ているだけでワクワクするような季節です。
環境が整えば、本来の美しい葉姿を存分に楽しめます。
日々のちょっとしたお世話が、グリーンのある暮らしをより豊かにしてくれます。
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