梅雨でも元気に育てたい!シェフレラの梅雨対策ガイド
光沢のある葉とすっきりした樹形が魅力の「シェフレラ(ホンコンカポック)」。
初心者でも育てやすいことで知られていますが、梅雨の時期は注意が必要です。
湿気や気温の変化により、根腐れやカビが発生しやすくなるため、適切な管理が大切です。
この記事では、梅雨を乗り越えてシェフレラを健やかに育てるためのポイントをご紹介します。
▲シェフレラ商品ページは画像をclick
基本情報
-
学名:Schefflera arboricola
-
科名:ウコギ科
-
原産地:台湾、中国南部
-
生育適温:15~25℃
1. 日当たりと置き場所
梅雨時期は日照不足になりがちです。
-
明るい窓辺やレース越しの光が入る場所が理想です。
-
直射日光は避けつつ、できるだけ日光を取り入れる工夫をします。
-
室内の空気がこもりがちなので、ときどき窓を開けて換気するのも効果的です。
2. 水やりのコツ
湿気の多い梅雨は過湿による根腐れに注意が必要です。
-
表土がしっかり乾いてから水を与えるのが基本です。
-
土の乾き具合は指を2〜3cm差してチェックすると安心です。
-
受け皿にたまった水はすぐに捨てて、常に通気性を確保します。
3. 温度管理
梅雨時は気温の変化が激しく、室温も下がることがあります。
-
生育適温(15〜25℃)を意識して、エアコンや除湿機を活用します。
-
風通しを意識した配置にすることで、湿気がこもりにくくなります。
4. 肥料の与え方
生育期である春〜秋は肥料が必要ですが、梅雨は控えめに。
-
梅雨時期は生育が鈍りやすいため、肥料は少なめまたは控えめにします。
-
どうしても与える場合は、液体肥料を薄めて2週間に1回程度がおすすめです。
5. 害虫と病気の予防
湿気は害虫や病気の原因になります。
-
葉の裏や茎元にハダニやカイガラムシがつきやすくなるため、定期的に観察します。
-
見つけたら濡らした布などでやさしく拭き取り、早めに対処します。
-
黒い斑点が出る「斑点病」などのカビ系の病気にも注意が必要です。
他に注意すべき点
-
鉢の土が古い場合は水はけが悪くなるため、数年に一度は植え替えを検討します。
-
エアコンの風が直接当たらないように配慮します。
梅雨の管理ポイントまとめ
-
明るい場所で風通しを確保する
-
水やりは土が乾いてからにする
-
除湿器や換気で湿気対策をする
-
肥料は控えめに与える
-
病害虫をこまめにチェックする
-
古い土は早めにリフレッシュする
植物とともに、心地よい梅雨を過ごしましょうを
梅雨の時期は植物にとって試練の季節でもありますが、ちょっとした配慮でシェフレラは元気に育ちます。
みずみずしい葉を見ていると、気分も晴れやかになります。
季節ごとの変化を楽しみながら、暮らしに植物の潤いを取り入れてみませんか?