独特なボトル状の幹と、噴水のように広がる葉が印象的な観葉植物「トックリラン(ノリナ)」。
個性的な見た目からインテリアとしても人気があり、しかも乾燥に強く育てやすいことから初心者の方にもおすすめです。
この記事では、トックリランの特徴や基本的な育て方、水やりや置き場所のコツについてご紹介します。
基本情報
花言葉:『多くの才能』
別 名: ノリナ、ポニーテール
英 名:Ponytail palm
学 名:Beaucarnea recurvata
科 目:キジカクシ科
属 名:トックリラン属
原産地:メキシコ
※作成時の情報に基づき掲載しております。作成年によって、科名や属名の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解くださいませ。
[植え替え時期]
■5~7月
鉢から抜いた株はまわりの土を軽く一回りほど落としてから一回り大きな鉢に新しい用土を使って植え替えます。
[肥料の種類と時期]
■5~8月
緩効性化成肥料を1~2回与える。
難易度:★
<難易度の目安>
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
風水
丸みを帯びた流れるようなフォルムと常緑樹の性質から、風水ではどんな空間にも
穏やかでポジティブなエネルギーをもたらすことで知られ非常に縁起が良いとされています。
『置き場所』
■玄関…家族運アップと言われています。
■リビング…葉が下を向いた「陰」の観葉植物であるトックリランを家族みんなが集まるリビングに置くのがおすすめです。
■東の方角…トックリランのようなユニークな姿の植物を東に置くことで金運アップが期待できます。
採光
日当たりの良いところに置けば元気に成長してくれる丈夫な観葉植物です。
日当たりが悪いと、葉の色が悪くなり、株元が膨らまなくなってしまいます。
春から秋の暖かい季節はベランダなどなるべく屋外の日当たりの良い場所で育てます。
真夏の直射日光は葉焼けの原因にもなるので遮光が必要です。
寒さには強いですが、霜や乾燥した風に当たると葉が痛んでしまいます。
水やり
■春~秋:春と秋は、鉢土の表面が完全に乾いてから水やりし、夏は鉢土の表面が乾いてきたら水やりします。
水やりの際は、鉢穴から流れ出てくるまでたっぷり与えます。夏場は気温が下がった夕方に水やりをします。
■ 冬 :冬はほとんど生長しないので乾かし気味に管理します。
水のやりすぎで過湿になって根腐れを起こしてしまうことがあるので注意します。
土の表面が完全に乾いてから2、3日後に水やりをしてください。
室温と同じくらいの温度の水を、暖かい時間にあげるのがおすすめです。
■通 年:トックリランは根元の膨らんだ部分に水を溜めているため、水やりは通年控えめに。
乾燥地帯に自生する植物なので、乾燥した環境を好みます。
時々、葉っぱに霧吹きで水を吹きかけると、美しさを保つことができます。
まとめ
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明るい日陰~直射日光の当たらない場所で管理
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水やりは土が完全に乾いてから
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水やりは通年控え目に
- 植え替え時期は5~7月頃
- 風水では非常に縁起の良い植物
飾るだけで空間がグッとおしゃれになるトックリラン。
日々の手入れもシンプルなので、植物のある暮らしを気軽に始めたい方にぴったりです。
ぜひ、自分だけの“緑のインテリア”として楽しんでみてください。
『トックリラン』を観に是非お立ち寄りくださいませ。