その幻想的な白いボディとユニークな形で、インテリアグリーンとして高い人気を誇るユーフォルビア・ホワイトゴースト。
個性的な見た目に惹かれて購入したけれど、「春の管理ってどうすればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、春に押さえておきたい管理のポイントを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
元気に育てるためのコツを、丁寧にチェックしていきましょう。
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基本情報 ユーフォルビア・ホワイトゴースト
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学名:Euphorbia lactea 'White Ghost'
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科名:トウダイグサ科
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原産地:インド、スリランカ
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耐寒温度:弱い(最低10℃以上を保つのが理想)
1. 日当たりと置き場所
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは明るい光を好む植物です。春は日差しが穏やかなので、たっぷりと日光に当てるようにします。
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屋内では南〜東向きの窓辺が理想的です。
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屋外に出す場合は、直射日光を避けた半日陰に置くようにします。
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急な環境の変化には弱いので、少しずつ屋外に慣らすのがポイントです。
2. 水やりのコツ
春になると植物の活動も活発になりますが、乾燥気味の管理が基本です。
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土が完全に乾いてから水を与えます。
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水やりの頻度は1〜2週間に1回程度を目安に。
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受け皿に溜まった水はすぐに捨てるようにして、根腐れを防ぎます。
3. 温度管理
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは寒さが苦手。春になっても、急な冷え込みには注意が必要です。
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夜間の気温が安定して10℃以上になってから屋外へ出すようにします。
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気温差が激しい時期は室内で管理した方が安全です。
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強風にも弱いため、風の当たらない場所を選びます。
4. 肥料の与え方
春は成長が始まるタイミング。適切な栄養補給が、形のよい株を育てるコツです。
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4月以降に緩効性の固形肥料を月1回程度与えます。
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液体肥料を使う場合は2週間に1回程度、薄めて使用します。
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肥料のやりすぎは逆効果なので、控えめを意識しまします。
5. 害虫と病気の予防
春は虫も活動を始める季節。ユーフォルビアも油断はできません。
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カイガラムシやアブラムシがつきやすいので、葉や茎のチェックを習慣にします。
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見つけたら濡れた綿棒やティッシュでふき取るか、市販の薬剤で早めに対処します。
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湿気が多いとカビも発生しやすいため、風通しを良くすることが予防になります。
6. その他の注意点
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傷つけると白い樹液が出ますが、毒性があり皮膚につくと炎症を起こす可能性があるため、剪定や植え替え時は手袋の着用が必須です。
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春は植え替えにも適した時期。鉢が根でいっぱいになっている場合は、一回り大きな鉢へ植え替えを検討します。
春の管理ポイントまとめ
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明るい場所で徐々に屋外へ慣らす
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土が完全に乾いてから水やり
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気温が安定するまで屋内管理を続ける
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春から緩効性肥料で栄養補給
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害虫・カビの発生をこまめにチェック
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剪定や植え替え時は樹液に注意する
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは、見た目のインパクトはもちろん、管理も比較的簡単な植物です。
春はそのスタートにぴったりの季節。
丁寧なケアを通じて、世界に一つだけの“アートピース”のような植物に育ててみるのも楽しいですね。
日々のちょっとした観察と工夫で、驚くほど美しく育ってくれます。
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