小さな丸い葉が連なる姿が可愛らしい「ワイヤープランツ」
ナチュラルで繊細な見た目からインテリアグリーンとしても人気があり、吊るす・這わせる・鉢で育てるなど、さまざまなスタイルで楽しめるのも魅力のひとつです。
丈夫で育てやすく、初心者にも扱いやすい植物ですが、元気に育てるには押さえておきたいポイントもあります。
この記事では、ワイヤープランツの基本的な育て方や注意点をわかりやすく解説します。
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基本情報
花言葉:『憧れ』『あなたを想っています』
英 名:Wire Plant(または Creeping Wire Vine)
学 名:Muehlenbeckia complexa
科 目:タデ科(Polygonaceae)
属 名:ミューレンベッキア属 (Muehlenbeckia)
原産地:ニュージーランド
[植え替え時期]
■4月~6月頃または9月~10月頃
根詰まりしやすいため、1~2年ごとの植え替えが推奨されます。
[肥料の種類と時期]
■5月~6月と9月~10月頃
緩効性の固形肥料を春と秋に土の表面へ置肥。液体肥料なら春~秋の成長期に2週間に1回程度。
難易度:★★★
[難易度の目安]
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
風水
ワイヤープランツは「人間関係の調和」「リラックス」をもたらすとされいます。丸い葉は風水で“良縁”の象徴とされるため、人とのつながりを大切にしたい空間にぴったりです。
『置き場所』
■リビングや玄関…家庭内の会話が円滑になると言われています。
採光
明るい日陰~半日陰を好む植物です。直射日光は葉焼けの原因になるため避け、レースカーテン越しの光や明るい室内が理想的。
通気性も確保できる場所がベスト。乾燥に弱いところがあるので、エアコンの風が直接当たる場所は避けるようにしてください。
耐寒性はやや弱く、5℃を下回ると葉が傷む恐れがあります。冬は室内の暖かい場所に移動し、冷たい風や窓際の冷気を避けて管理すると安心です。
暖房の風が直接当たると乾燥しやすいため、注意が必要です。
水やり
■春~秋::他の観葉植物に比べて水やりの回数が多いです。鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしま。乾燥しすぎると葉がチリチリになることがあるので、適度な湿り気を保つようにすます。
■ 冬 :気温が下がると水の吸収が落ちるため、やや控えめにし、土が乾いてから2~3日後に与えるようにします。
■通 年:受け皿にたまった水は放置せず、根腐れの原因になるため必ず捨ててください。空気の乾燥が気になる時期は、霧吹きで葉にやさしく葉水を与えると、乾燥対策と同時にハダニ予防にもつながります。
まとめ
ワイヤープランツ育成の5つのポイント
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明るい日陰や半日陰を好み、直射日光は避ける
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土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える
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高温多湿の環境を嫌うため風通しを良く保つ
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春から秋にかけて定期的に肥料を与える
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伸びすぎた部分はこまめに剪定して形を整える
ポイントをおさえてお世話すれば、ワイヤープランツは可愛らしい葉をふんわりと茂らせ、長くその姿を楽しめます。
ナチュラルな雰囲気をまとったこの植物は、暮らしにやさしい緑のアクセントを添え、心地よい空間を育んでくれます。