ゴツゴツとした白い幹にほんのり縁がかっている姿が美しい
ユーフォルビア ポイゾニー。
ある植物フェアで突然目の前に出現したこの個性。
思わず、この子は何ですか?と生産者さんにお尋ねしたところ。
『危ない奴です』
『どういう事?』と再度お尋ねしたところ
『名前の通りで白い液は絶対に触ってはいけません!』
『思わず、怖っ。』
と思ったと同時に興味が湧いてしまったのも事実。
その時は葉もなくただの朴のような状態でした。
ただ朴のような幹が立っているだけで
その時一緒にいたメンバーで興味を示したのは私だけ。。
でも、何でしょうか。。とても惹き込まれたんですよね。
すっごくシンプルな樹形なんだけど、とってもかっこよく
そして美しくプライドもって凛とたたずむ姿と言いますか。。
私は悩んだ時にいつも思うのが、
次いつ会えるかな?という判断基準です。
植物ってレア品種は1点物も多く、
生産者さんも持っていらっしゃる数も圧倒的に少なくて
その先に園芸店へと分散されていくとしたら。。
そうです、私がこのポイゾニーに次に会えるのは5年後?10年後?
はたまた2度と会えないってこともあり得ます。
『次いつ会えるかな?』『次に会えなくても後悔しない自分でいられるか?』
まるで恋人を選ぶときのような感覚ですよね。きっと。
数分悩んだ末に
(私は数分と体内時計では思っていても実際はかなり悩んでいたかも。。)
判断基準により後悔したくないので、つれて帰りました。
こういう場合、スタッフはいつも顔が引きつってます(笑)
そうです連れて帰ったらもれなく未体験植物を一緒に育てていく
という修業が待っているのも瞬時に脳裏をかすめるからだと思います。
でもこういう時の私は、止まらないので運命ですね。
出会ったときは2022年秋でした。
とても衝撃的な出会いでした。
ユーフォルビア ポイゾニー
トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
【 育て方 】
・日当たり、風通しの良い場所で管理しましょう。
真夏の直射日光は葉やけを起こすことがありますので適度に遮光してください。
冬は室内で管理します。休眠中もなるべく日に当てますと、耐寒性が増します。
・水やりは、鉢土の表面がしっかり乾いたら、たっぷり与えて下さい。
夏場は回数を減らし夜に土を湿らす程度です。
冬は断水気味に育てますが、長期間断水すると細根が枯れてしうので、天気のよい日の午前中に、月2~3回程度軽く湿らせてください。
そして、夏にはこんなに美しい葉を茂らせてくれました。
出会ったときにこんなに綺麗な葉が生まれるなんて
誰が予想していたでしょうか。
なので、当然ですが一緒に修行しているメンバーたちに
こんなに美しい葉が!
と写真とメッセージで即時共有しました。
思った以上に皆の歓声が上がって、私はとても気持ちが晴れました。
それから、今年の秋になり樹形Bがどんどん傾き始めて。。
これは大事件!と焦りながらも見守っていました。
すると、全く意表を突いて ↓
赤ちゃん芽が2つ!ニョキッと顔を出しています。
この子たちが大きくなると。。♪
妄想を膨らましながら親子の成長をこれからも見守りたいと思います。
個性的な姿がとっても魅力的。
ひときわ目立った個性。
あまり市場に出回らない希少種となります。
価格も大きさや品種(斑入り種)などレア度によって様々。
見た目のユニークさとは裏腹に、
その名の通り毒性が非常に強いので気を付けましょう。
白い液は絶対に触ってはいけません!
もっといろんな角度からポイゾニーを見たい方は
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