フェニックス・ロベレニー（Phoenix roebelenii）は、優雅な羽状の葉が特徴の観葉植物です。
お部屋やお庭を南国の雰囲気に変える魅力があるので、シンボルツリーとしても人気があります。
フェニックスの羽状の葉が生き生きと四方に広がる姿から、『躍動感』という花言葉がつけられました。
この記事では、フェニックス・ロベレニーを健康的に育てるためのポイントをご紹介します。
基本情報
花言葉：『躍動感』
別 名：シンノウヤシ（親王椰子）、ロベ
英 名：pygmy date palm 、Miniature Date Palm
学 名：Phoenix roebelenii 、O'Brien
科 目：ヤシ科
属 名：ナツメヤシ属
原産地：ラオス、インドシナ
※作成時の情報に基づき掲載しております。作成年によって、科名や属名の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解くださいませ。
[植え替え時期]
■5月～7月頃
2年に1回程度を目安に植え替えをします。
[肥料の種類と時期]
■4月～6月頃、9月～10月頃
生長期に固形緩効性肥料を２か月に１度置き肥を施すか、水に薄めた液肥を２週間に１度のペースで水やり代わりに与えます。
肥料を与えなくても育ちますが、生育期に肥料を与えたほうが葉が美しくなります。
難易度：★★
[難易度の目安]
★１～２…初級
★３ …中級
★４～５…上級
風水
『置き場所』
■玄関や水回り…風水学的には、細いシャープな葉っぱは鋭い気を発し、やる気を高める効果があるとされています。 また、上向きに伸びた葉は、陽の気を発するとされ、気持ちを活発にしてくれます。 幸運が舞い込む玄関や、悪い気がたまりやすい水周りに置くのもおすすめです。
▲フェニックスのページは画像をclick
採光
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日光が好きな観葉植物ですが、耐寒性、耐陰性があり育て方が簡単なので、室内でも育てられます。
春から秋にかけては戸外で日光浴させるのもおすすめです。
夏場の直射日光は葉焼けを起こしやすいので、カーテン越しの明るい場所に置くのが良いです。
冬は最低0℃まで耐えることができます。
西日本の太平洋側で、雪や霜が当たらない場所ならば地植えなど屋外管理ができますが、雪や霜に当たると枯れる恐れがあるので注意が必要です。
鉢植えで管理している場合は、最低気温が5℃を下回る頃には室内に取り込んで管理するのが安心です。
観葉植物は乾燥に弱いところがあるので、エアコンの風が直接当たる場所は避けるようにします。
水やり
■春～秋：5月～10月は土の表面が乾いた鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えます。
夏場は乾燥しやすいので、水切れしないよう注意します。
葉の全体がしっかり濡れるまで葉水をするとよいです。
■ 冬 ：気温が下がり始めたら土の乾燥具合を確認しながら徐々に水やりの頻度を少なくしていきます。
冬は土の表面が乾いてから2～3日後に与え、乾燥気味に管理します。
普段から土の状態に気を配ると安心です。
乾燥する冬も葉水は必要ですが、水滴が滴るほど与えず、葉全体にふんわり水滴が乗る程度にします。
■通 年：乾燥を防ぐだけでなく、ハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので日頃のお世話に霧吹きでの葉水をプラスします。
受皿に溜まった水は根腐れの原因になるので必ず捨てます。
まとめ
・年間を通して風通しが良く、日当たりの良い場所で育てる
・5月～10月は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える
・冬は土の表面が乾いてから2～3日後に水を与える
・耐寒性は高めだが雪や霜には直接当てない
フェニックス・ロベレニーは、適切な環境とお手入れさえあれば初心者でも育てやすい植物です。
南国風のルックスは、リビングやオフィスのインテリアにもぴったりなので大きな鉢に植えて一つのフォーカルポイントとして配置するのもおすすめです。
また、他の観葉植物と組み合わせてリゾート感を演出することもできます。
日当たり、水やりなど管理方法に注意し、トロピカルな雰囲気を長く楽しみましょう♪
『フェニックス・ロベレニー』を観に是非お立ち寄りくださいませ。
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