ペラルゴニウム トリステ(Pelargonium triste)は、南アフリカ原産の冬型コーデックスです。
乾燥した荒れ地の斜面や砂地などに自生しており、ゴツゴツとした塊根はまるで盆栽のよう。
秋以降涼しくなってくるとフワフワとした羽毛のような葉を伸ばします。
本記事では、観葉植物「ペラルゴニウム トリステ(Pelargonium triste)」の育て方について、初心者にもわかりやすいようにポイントをまとめました。
基本情報
花言葉:『君ありて幸福』『決意』『決心』
和 名: ナツテンジクアオイ
英 名:Pelargonium triste
学 名:Pelargonium triste
科 目:フウロソウ科
属 名:ペラルゴニウム属
原産地:南アフリカ
[植え替え時期]
■8~11月頃
[肥料の種類と時期]
■9月~3月頃
月1回液肥を与えます。
難易度:★★★
[難易度の目安]
★1~2…初級
★3 …中級
★4~5…上級
採光
多湿や蒸れに弱いので、年間通して風通し良く管理してください。
成長期の春~秋は日光のよくあたる、風通しのよい場所で管理します。
気温が上がると葉を落として休眠します。休眠中は涼しくなるまで少し遮光をして、風通しのよい涼しい場所で管理し、蒸れに注意します。
冬型の塊根植物ですが、常に雪が降り積もる環境では枯れてしまうことがありますので注意が必要です。
最低でも5度は下回らないような場所で管理します。
水やり
■秋~春:10~1月の生育期は、土が完全に乾いてからたっぷり水を与えてください。
冬場は日中の暖かい時間に水やりをします。
2~4月は少量ずつ水を与えてください。
■春~夏:春から初夏にかけて葉が落ち始めた頃からは徐々に水を控え、断水気味にします。
休眠中でも完全に断水してしまうと根が枯死してしまうので、涼しい日の夕方以降に土を軽く湿らせる程度のごく少量の水を与えます。
涼しくなり休眠から目覚めると、徐々に葉が芽吹き出してきますので、その頃から少しずつ水やりを開始します。
■通 年:鉢皿に水が流れ出た場合、そのままにしておくと根腐れの原因となるため、その都度捨てるようにします。
まとめ
・冬型の塊根植物で多湿や蒸れに弱い
・年間を通して風通しが良く、日当たりの良い場所で育てる
・10~1月の生育期は、土が完全に乾いてからたっぷり水を与える
・夏は休眠期のため水を控え、断水気味に管理
ペラルゴニウム トリステは、その個性的な見た目で、観葉植物として大変魅力的な存在です。
適切な環境を整え、日々のケアを怠らなければ、美しい姿を長く楽しむことができます。
『ペラルゴニウム トリステ(Pelargonium triste)』を観に是非お立ち寄りくださいませ。
あなたのグリーンライフを応援しています!